クメール風祠堂を持つ / Wat Phra Ram: 訪問日 12Feb2006、17Oct2009

この遺跡は、3つのChao Phraya川、Pa Sak川、Lopbri川が合流する地点に作られた
Ayutthayaにあります。

かつての国際貿易都市だったAyutthayaの旧市街は、周囲を水に囲まれており、
Ayutthaya島とも呼ばれ、この遺跡は、その島内のほぼ中心に建てられています。
















以下は、Wat Phra Ramの説明板です。

Wat Phra Ramは、Ramaesuan王によって、父であり、アユタヤ王朝の開祖であるU-Thong王を祀る為に建立されました。
説明板には1912年建立とありますが、これは仏歴であり、西暦では1369年の建立です。

説明板によると、
Ramaesuan王の次の王、
Borommarachathiraj1stに
よって完成させられたか、
または、その後、復権したRamaesuan王によって
完成させられたか、
2説あるようです。

そして、その後、
何度かの修復を経て、
現在の姿になっています。














また、この遺跡の前には、Nong Saoと呼ばれる大きな池がありますが、
Ayutthayaが都市として栄える前は、小さな池でした。
都市建設の為に掘られ、今の状態になっています。


この遺跡は西に入場門があり、
西から入って行きます。










周壁の西門前では、観光客が写真を撮っています。











西門を入って、西側、少し南よりから見たところ。











西から見たところ。











更に近寄って西から見たところ。

祠堂の形は、クメール風であるが、整然と縦に長く、
イサーンやガンボジアで見るクメール遺跡の祠堂の形とは、
少し異なります。










内回廊の西門跡から南を見たところ。

回廊の両側には、仏陀像が並んでいたようです。









東正面に回って、内回廊の外から祠堂を見たところ。











中に入り、Viharn(礼拝堂)跡から祠堂を見たところ。














南東から祠堂を見たところ。











北東のPrang。

漆喰の仏陀の座像があったようです。












ナーガ像。

これもクメール遺跡で良く見るナーガのイメージとは
異なります。
目が飛び出ている?










祠堂を南西から見たところ。














祠堂を北西から見たところ。











祠堂の北西にあった漆喰のガルーダ像。
口ばし、手羽が無くなっています。













祠堂の北東にあった漆喰のガルーダ像。














内回廊の北西角。

ひし形のような窓もあります。









遺跡を西、少し南よりから見たところ。











遺跡を南西池越しに見たところ。











遺跡を南西池越しに見たところ。
夜はライトUPされている。












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